保護者としての役割

中学受験はお子様ご本人だけの「孤独な闘い」でも無ければ、学力アップを望み通わせている個別指導塾に、その責任を全て委ねる「お子様の人生の分岐点」でもありません。保護者たるご両親とご家族が一丸となってお子様を適切にサポートし続けてこそ、楽しみながら学力アップを実感し、その先に志望校合格という大輪の花が開く、中長期的なチャレンジである事を踏まえておかねばなりません。

保護者とは読んで字の如く、お子様を全角度から見守る責任を有する立場を指しています。日々の学習姿勢や学力アップの度合いをチェックする、志望校の偏差値の推移や入試問題の出題傾向を把握するなども当然、中学受験に際して見逃せぬ責務ですが、受験生は全てを中学受験に捧げて毎日を過ごす存在ではありません。まして小学生の数年間は、心身共に急速に成長と変化を遂げ、日々新たな発見の中で机上の勉強以外のさまざまな経験と知識を得続ける、人格形成上極めて貴重な期間です。

個別指導塾と連携を重ねつつ学習面の我が子の現状を見守ると同時に、勉強云々を敢えて視野から外し、1人の子供の成長過程を親として見守り育む、絶対に忘れてはならない責務を常に見据えておきましょう。「信じられない」との疑念の声が聴こえて来そうですが、中学受験への熱意が妙な形になってしまう保護者の方々が、残念ながら少なからずお見受け出来るのが現状です。