6年生の1年間

中学受験対策を個別指導塾で数年間学習し続けて来た場合、小学6年生の義務教育レベルは既に、余裕を持ってクリアしているのが一般的です。中学受験勉強の要は「先取りと応用力の習得」だと声を大にされる方も数え切れず、実際にこの信念に基づいた努力が実を結び、晴れて第一志望中合格を果たされた体験談もまた、随所で目にする事が可能です。

入試本番までのラスト1年間は、既に身についている各教科の学力を、いかにしてテスト本番で最大限発揮するのか、精神面のコントロールも含めた、ある意味「テクニック」の範疇に含まれる部分のブラッシュアップもまた、重要な課題となります。受験当日前後左右に座るライバル達との基礎的な学力差は、当然殆どありません。勝負の明暗を握るのは「ケアレスミス」「焦り」などが大半であり、お子様がいかに自分自身を強く信じ、冷静に答案用紙と向き合えるか、ポイントはここに集約されています。

民間教育機関主催の校外の模擬試験も積極的に受験し、偏差値から自身の現時点の立ち位置を常に見極める作業も不可欠です。中学受験勉強期間の集大成の1年間、個別指導塾に於ける6年生は皆、最高の状態で試験当日に挑むべく、最後のブラッシュアップに余念がありません。 塾の講師陣や指導担当者にとっても、学習及び進路指導に全精力を注ぐべき大切な生徒、それが小学6年生なのです。